「キッズデュオ」と「キッズアップ」はどう違うの?
「キッズデュオ」と「キッズアップ」 はどっちが良いの?
英語学童保育施設 「キッズデュオ」と「キッズアップ」 は名前がよく似ていて、しかも同じような場所で見かけるため、いったい何が違うの?と疑問を持つことがありますよね。私も毎回名前を間違えるくらい混同しています。
そこで二つの施設の違いを知りたい!と思い、両方の施設を体験してきました。
この記事では英語学童保育施設『キッズデュオ』と『キッズアップ』の両方を体験してきた筆者が、両者のサービス内容や料金、ヒアリングしてきた内容をもとに徹底比較していきます!
・幼児、小学生の英語教育に興味がある人
・小学生の学童保育施設を探している人
・幼児のアフタースクールを探している人
早速ですが、両社の比較をまとめると、このようになります。
比較項目 | キッズデュオ | キッズアップ |
---|---|---|
経営 | 教育機関 | 通信・エネルギー系 |
教室数 | 150教室 (2020年1月) | 29教室 (2021年10月) |
運営機関 | 一部FCあり | すべて直営 |
料金(幼児) | 26,000円~75000円弱 | 40,000円弱~77,000円弱 |
料金(小学生) | 36,000円~75,000円弱 | 39,000円弱~75,000円弱 |
講師 | 社員・アルバイト ネイティブ バイリンガル | 全て社員 ネイティブ バイリンガル |
教育方法 | イマージョン教育 | CLIL教育 |
1クラスの人数 | 20-30人 | 20-30人 |
送迎 | 送迎あり(小学生以上) ※幼児はNG | 送迎あり(幼児から対応) |
アレルギー対応 | おやつの持参 | おやつの持参 |
セキュリティ | 入退室の通知 | 入退室の通知 |
曜日の振替 | 有り | 有り |
オリジナル教材 | ー | 有り |
サマースクール | 有り | 有り |
最大預時間 | 20時30分 ※施設ごとに異なる | 20時30分 ※施設ごとに異なる |
両社とも英語漬けの空間で、子供たちは楽しそうにその時間を過ごしています。甲乙つけがたく、両方近くにあるのなら子供にどちらも体験させてみるのが良いと思います。また両方体験することで、親目線でも好みが出てくると思います!
プログラム内容の比較
両社のプログラムはよく似ています。
キッズデュオとキッズアップの幼児コースと小学生コースのそれぞれの内容は以下の通りです。
キッズデュオ(幼児コース)
時間 | プログラム内容 |
---|---|
14:30 | Fun with teacher(先生と遊ぼう) |
14:45 | Show & Tell(お友達の前で発表する) |
15:00 | Bathroom & Book time(トイレ休憩・本読み) |
15:15 | Snack time(おやつの時間) |
15:30 | Circle time & Social Development (挨拶、日付、天気などの会話や歌、ダンス。集団生活の中で必要なマナーやルールなどを絵本を通して学ぶ) |
16:00 | Vocab time(毎週10語の単語をターゲットにして単語を学習する) |
16:15 | Activity one(室内外の遊び、工作、算数、社会、理科などをテーマにしたアクティビティ) |
16:35 | Phonics Program(アルファベットの音をゲームやワークシートを通して学び、文字と音の一致を図る) |
16:50 | Class Presentation(2時間コース受講生のプレゼンテーション) |
17:25 | Spelling Bee(フォニックスで学んだ音をもとに3文字程度の単語のスペルをゲームを通して学ぶ) |
17:40 | Bathroom & Story time(トイレ休憩、本の読み聞かせ) |
17:50 | Activity Two(ブロック、塗り絵、ダンス、運動、折り紙など) |
18:10 | Class Presentation(4時間コース受講生のプレゼンテーション) |
18:30 | See you everyone |
キッズアップ(幼児コース)
時間 | プログラム内容 |
---|---|
13:30 | Early Arrival(ゲームやアクティビティを実施) |
14:00 | Sensory Play(砂、水、粘土などを使って感覚あそび) |
15:00 | Get up and go(音楽、挨拶など) |
15:40 | Social skills and snack(おやつタイム) |
16:00 | Exercise Time(スポーツなどの屋外活動) |
17:10 | Dairy Activity(工作、科学、脳トレなど) |
17:40 | Phonics Fun(フォニックスの学習) |
18:05 | Stand, show and speak(プレゼンテーションの時間) |
18:30 | See you everyone |
キッズデュオ(小学生コース)
時間 | プログラム内容 |
---|---|
14:30 | Project Time/Homework(学校の宿題を行う場合はこの時間に実施) |
15:30 | Snack time(おやつの時間) |
15:55 | Social Development (挨拶、日付、天気などの会話や歌、ダンス。集団生活の中で必要なマナーやルールなどを絵本を通して学ぶ) |
16:15 | Class1 Fun Activity(室内外の遊び、工作、算数、社会、理科などをテーマにしたアクティビティ) |
16:45 | Bathroom(トイレ休憩) |
17:05 | Class2 Language Development (レベル別クラスでフォニックスやターゲットフレーズを歌やゲームを通して学ぶ) |
18:00 | Class Presentation(プレゼンテーション) |
18:30 | Class3 Reading tree / Homework(読み・書きの力を伸ばす、または学校の宿題) |
19:15 | See you everyone |
キッズアップ(小学生コース)
時間 | プログラム内容 |
---|---|
13:30 | Early Arrival(ゲームやアクティビティを実施) |
14:30 | Phonics Fun(フォニックス、読み、書きの学習) |
15:00 | Arrival(ゲームまたは学校の宿題) |
15:30 | Snack time(おやつタイム) |
16:00 | Active learning time(プログラム活動) |
16:40 | Social skills and phonics fun |
17:40 | Phonics Fun(フォニックスの学習) |
18:05 | Stand, show and speak(プレゼンテーションの時間) |
18:30 | See you everyone |
両社の違いがいまいちよく分からないので、両社の体験時に、こんな質問をしてみました。
『キッズデュオ』と『キッズアップ』はどう違うのでしょうか?
すると、両社とも同じような回答が返ってきました
独自のプログラム内容です!
ん~、、、よく分からない・・・それくらい両社は似通ったサービスを提供しています。
プログラム内容も正直ほぼ同じように見えていて、音楽、科学、クラフト、外遊び、フォニックス、ゲーム等々を提供してくれます。その中身までは分かりませんが、両社とも子供たちを英語に触れさせながら学びを入れています。
ただし、両社の教育方法はキッズデュオが「イマージョン教育」でキッズアップが「CLIL教育」なのでキッズアップのほうが英語を学ばせるほうに重きを置いているかもしれません。
運営に関する比較
比較一覧
キッズデュオ | キッズアップ | |
---|---|---|
経営 | 教育機関 | 通信・エネルギー系 |
教室数 | 150教室 (2020年1月) | 23教室 (2020年2月) |
運営機関 | 一部FCあり | すべて直営 |
講師 | 社員・アルバイト ネイティブ バイリンガル | 全て社員 ネイティブ バイリンガル |
教育方法 | イマージョン教育 | CLIL教育 |
1クラスの人数 | 20-30人 | 20-30人 |
送迎 | 送迎あり(小学生以上) ※幼児はNG | 送迎あり(幼児から対応) |
アレルギー対応 | おやつの持参 | おやつの持参 |
セキュリティ | 入退室の通知 | 入退室の通知 |
曜日の振替 | 有り | 有り |
オリジナル教材 | ー | 有り |
サマースクール | 有り | 有り |
最大預時間 | 20時30分 | 20時30分 |
運営について
キッズデュオのほうが圧倒的に教室数が多いです。経営している年数も違いますので当然のことですが、両社とも毎年新規教室を開講しており、教室数が増え続けています。
教育方法
2社の教育方法は異なります。キッズデュオはイマージョン教育を行っていますが、キッズデュオはCLIL教育です。どちらも似通った教育方法ではあるものの、CLIL教育のほうが、英語も習得するという要素が強くなります。
講師について
両社ともネイティブ講師とバイリンガル講師がいますが、キッズアップはすべて社員で運営しています。
またキッズアップのネイティブ講師は数か月に一回ローテーションしています。理由は、様々な外国人に触れることで子供たちの外国人に対するハードルを下げることや、様々な英語に触れることを目的としています。
キッズアップの講師のローテーションは良いですね!固定の講師ではなく、複数の外国人とコミュニケーションを取ることはとっても重要だと思います!
送迎について
両社とも送迎バスを運行しており、小学校・幼稚園(保育園)まで迎えに来てくれます。ただし、幼児向けの送迎についてはキッズアップのみ行っており、キッズデュオは幼児の送迎は行っていません。
習い事の送迎をしなくてよいのは本当に助かりますよね!
料金の比較
入会金・月謝
入会金・月謝ともにキッズデュオのほうが若干安いです。
ただし、月謝については、キッズアップのほうが1時間長い預かり時間としているので大差なしと見てよいでしょう。
税込価格 | キッズデュオ | キッズアップ |
---|---|---|
入会金 | ¥22,000 | ¥33,000 |
幼児/週2回 | ¥36,300 | ¥38,500 |
幼児/週3回 | ¥50,600 | ¥52,800 |
幼児/週4回 | ¥62,260 | ¥64,020 |
幼児/週5回 | ¥71,280 | ¥73,260 |
小学生/週2回 | ¥36,300 | ¥37,400 |
小学生/週3回 | ¥50,600 | ¥51,700 |
小学生/週4回 | ¥62,260 | ¥62,920 |
小学生/週5回 | ¥71,280 | ¥72,160 |
おやつ代・延長料金
キッズデュオ | キッズアップ | |
---|---|---|
おやつ代/週2回 | ¥1,320 | ¥1,320 |
おやつ代/週3回 | ¥1,980 | ¥1,980 |
おやつ代/週4回 | ¥2,640 | ¥2,640 |
おやつ代/週5回 | ¥3,300 | ¥3,300 |
延長30毎分 | ¥660 | ¥550 |
※細かい料金表を見たい方は、それぞれの記事を確認してください。
比較まとめ
両社は良く似通ったサービスですが、キッズデュオのほうが老舗で店舗数も多いです。一方キッズアップはまだ立ち上げて浅いですが、大変勢いがあり店舗数を拡大していっています。
英語教育の需要はますます増えるばかりなので、今後も両社は拡大を続けることと想像できます。
キッズデュオ | キッズアップ | |
---|---|---|
経営 | 教育機関 | 通信・エネルギー系 |
教室数 | 150教室 (2020年1月) | 23教室 (2020年2月) |
運営機関 | 一部FCあり | すべて直営 |
料金(幼児) | 26,000円~75000円弱 | 40,000円弱~77,000円弱 |
料金(小学生) | 36,000円~75,000円弱 | 39,000円弱~75,000円弱 |
講師 | 社員・アルバイト ネイティブ バイリンガル | 全て社員 ネイティブ バイリンガル |
教育方法 | イマージョン教育 | CLIL教育 |
1クラスの人数 | 20-30人 | 20-30人 |
送迎 | 送迎あり(小学生以上) ※幼児はNG | 送迎あり(幼児から対応) |
アレルギー対応 | おやつの持参 | おやつの持参 |
セキュリティ | 入退室の通知 | 入退室の通知 |
曜日の振替 | 有り | 有り |
オリジナル教材 | ー | 有り |
サマースクール | 有り | 有り |
最大預時間 | 20時30分 | 20時30分 |
効果は期待できるの?
『効果』というと、当然のことながら英語力が身につくのか、という点に尽きると思いますが、両社とも通わせ方によっては期待できます。
まず一般的に英語の習得には2,000時間かかると言われています。
2,000時間ってどの程度だと思いますか?
週に1時間の英会話スクールに通ったとすると
なんと、
38年かかることになります・・・
1時間 × 52週間(1年間)= 52時間/年
2000時間 ÷ 52時間 = 38年
38年って、もう絶望してしまいそうですね。
まぁこれは極端な例なので、実際は学校で英語を学習するのでそんなことはないわけですが、言いたかったのは英語の習得にはまとまった時間が必要ということです。
英語学童は一日4,5時間まとまった時間を英語環境で過ごすことができるため、2000時間の到達に期待が持てますし、両社とも2000時間をターゲットにしています。
週に3回、4時間えば、年間624時間の英語を浴び続けることになり、約3年間で2000時間近くの英語学習時間を確保することができます。
14時間 × 52週間(1年間)= 624時間/年
2000時間 ÷ 624時間 = 3.2年
このことを考えると、幼少期または小学校の早い段階でに3、4年通わせることで、一般的に会話が成立するような英語の習得は可能なのではないかというのが私の意見です。
結局どっちが良いの?
これはとても難しい質問なのですが、個人の意見を言わせてもらうと『キッズアップ』が良いと思います。私が子供を通わせるなら『キッズアップ』です。
ただし、『キッズデュオ』しか近くにないのであれば『キッズデュオ』に通わせます。それくらいどちらも魅力的で、通わせられる環境にあるのであればどちらでも良いので通わせたいです。ちなみに我が家の近くには『キッズデュオ』がありますので、我が家は小学生向けの学童として入会予約を済ませています。
私が『キッズアップ』をおススメする理由は1点で講師の質にあります。体験した限りにおいて、『キッズアップ』の講師の質はとても良いと感じましたし、また『キッズアップ』が推奨している講師のローテーションも気に入りました。講師のローテーションは良い先生が離れていってしまう可能性もありますが、子供たちにとって様々な外国人に触れることはこの先の社会に出ていく中では重要なことだと思っています。ある特定の外国人でないとお話しできない、ではダメなんです。どんな外国人でも気兼ねなく・物怖じすることなく話していける、これが重要です。
ここまで『キッズデュオ』と『キッズアップ』の比較をしてきました。どちらも英語学童保育施設としてとても興味深い教室であると言えます。現在検討中の方はぜひ体験に行ってみてください。またもうすぐサマースクールが開校されますので、そこで経験してみるのも良いですね!
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