「英語育児の失敗」
とは、どういうことでしょうか?
いいえ、違います!
英語育児の失敗とは、
『英語を嫌いにしてしまうこと』
これに尽きます。
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]いくら大金をかけても
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]いくら毎日英語に触れさせても
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]いくら色んなことをやらせても
英語を嫌いにさせてしまったら、せっかく積み上げてきたものが台無しになってしまいます。
嫌いなことは誰だってやりたくありませんよね?
だから英語育児の最大の失敗は「英語を嫌いにする」ことなんです。
英語を嫌いにさせてしまうこと以外に、英語育児に失敗はないんですよ!嫌いにさせていないならそれは成功です!大丈夫!
結論から言うと、こういうことです。
「失敗しない英語育児」=
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]英語があることが当たり前!
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]英語が好き!
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]英語を喋りたい!
これができれば万事OK!
この記事では、失敗しない英語育児&おうち英語を進めるための鉄則と心得について解説します。
二児の母(4歳、0歳)。息子が1歳の時から英語育児を開始し、現在4年目。DWE、CFK、ABConline、ABCマウス、ORT(オックスフォードリーディングツリー)、七田式英語、スマイルゼミ、オンライン英会話、英語学童保育等々、様々な英語教材・英会話を試し、英語育児&おうち英語を実践中のママです。
※↑で気になるワードがある人はこちらの記事をチェックしてくださいね!
[jin_icon_information color=”#e9546b” size=”18px”]DWEについて
[jin_icon_information color=”#e9546b” size=”18px”]ABCOnlineについて
[jin_icon_information color=”#e9546b” size=”18px”]英語学童保育について
失敗しない英語育児の鉄則3箇条
その1.英語を勉強にしない
ダメ~!
英語はコミュニケーションツールです。
勉強じゃありません!
日本語と同じ単なる言語です。
英語=勉強
となってしまう大きな原因は、英語を
『特別な存在』
にしてしまうからです。
無理もありません。
私たちに親にとって英語はやっぱり特別です。
でも子供たちにとっては特別じゃないのです。
でも親が英語を特別扱いして、
特別にやろうとしたら
子供たちは「勉強なんだ」と感じてます。
英語を嫌いにさせないためにも、「英語をやる時間」というように特別な時間を作らないほうが良いです。
その2. 英語を強制しない
何をやるにしてもそうですが、「押しつけ」は良くないです。
0歳~2歳くらいであれば、親が強制的に英語に触れさせることはありです。むしろそうしなければ英語に触れる機会はありません。好きも嫌いもないですから、押しつけというよりは、単なる「親子で遊んでいる時間」に他ならないです。
でも3~4歳くらいから始める場合は、英語は日本語とは違う別のものだと理解し始めますので、英語を勉強と感じてしまう可能性があります。そこで無理に強制してしまうと英語が「特別な存在」になってしまいます。
特別な存在にしないためにも生活の中で自然に英語と触れられる環境づくりが大事になってきます。
その3.間違っていても訂正しない
子供が発した英語について、多少間違っていても親が直してはいけません。
最初から完璧に言えるはずがないのです。
日本語で間違った言い方をしたときは
「可愛い!間違って言い続けて💛」
って思いませんか?
訂正したりしませんよね?
それと同じです。
子供は自然にちゃんとした言い方を身に着けていきます。だから下手に大人が介入しなくても良いのですよ!
「違う!こう言いなさい!」
なんて言ったら、子供は言葉を発しなくなります。
- 〇:It’s red. ×:It’s a red.
- 〇:These are Lions. ×:This is Lions.
こんなのは自然に直ります。複数系だからだから・・・なんて教えちゃダメダメ!
英語育児を挫折しないための心得3箇条
その1.英語の習得には時間がかかることを心得る
1年や2年で成果が出ないと諦めていませんか?
英語の習得には一般的に言って
「2000時間以上のインプットが必要」
だと言われています。
つまり、1日2時間英語に触れさせたとしても3年はかかる計算になります。
1日1時間なら6年を要するんです。
英語の習得には時間がかかるのですよ!
だから初めてすぐに成果が出ない、と焦ったり、諦めたりせず、必ず来るブレイクスルーの時まで、ひたすらインプットを続ければよいのです。
その2.他人と比較しない
幼い子供にとって英語を始めた時期や触れた量で差は出てきます。
他の子供と比較して
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]あの子はあんなに喋れているのに・・
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]あの子は英語を読めているのに・・
と思うと、あれもこれも、と手を出してしまいどれも中途半端に。
そうなってしまうと、「やっぱり効果はなかった」と思って途中で挫折してしまいます。
私も焦りまくった時期があったので、その気持ちも理解できますが、
ゴールはあくまで「自分の子供をバイリンガルにさせる」なので他人と比較しても何も変わらないんですよね。
その3.ノルマを決めない
1日10単語覚えさせる!
1日1枚プリントをやる!
といったノルマを決めてしまうと、自分自身も子供を追い込むことになります。
できなかった時は落胆してしまい、単なるストレスになってしまいます。
また子供にとっては英語が「勉強」になってしまうのですよね・・・
だからと言って、何もしないで良いわけはありません!
私の場合は、こんな目標にしています。
ノルマを作って毎日できればそれでよいですが、
少しでもいいから「毎日継続すること」というほうが、楽だし重要かなと思います。
我が家の英語育児の失敗談
現在の我が家の日常は、これらを英語に触れています。
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]DWE
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]オンライン英会話
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]youtube
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]ORT
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]日常の声掛け
しかし、、、このようにできるようになったのはほんの数か月前からのことで、特に息子が3歳から4歳の間の1年間は完全に英語育児の失敗期間でした。。大反省です。
本当、もったいないことをした1年でした。3歳から4歳は特に重要な時期だったなと思うのです。日本語だってどんどん吸収していける時期で、どんどん真似をしてくれる時期だったのに。
結果がこちらです。
「日本語で話して」と言われてしまった
我が家は日常会話の中に、わたしができる範囲で英語で話しかけています。それに対して、子供も普通に英語で反応しています。
しかしある日のこと、、、
What do you want to eat for dinner?
もう!日本語で言ってよ!
英語を生活に入れよう、入れようとした結果、いわゆる「強制」になってしまって、息子は英語なんて聞きたくないというモードになってしまいました。。
「英語のお勉強したくない」と言われてしまった
ついに、、一番恐れていたことが、、、
今日は英会話スクールの体験に行くよ~
あそこは英語を勉強するところでしょ!嫌だ!(涙)
ついに言われてしまった「勉強」という言葉。
そもそも英会話スクールっていう特別感を出したところがNGでしたね。。
3歳、4歳にもなると「勉強」という言葉を覚え、特別に学ぼうとすることを勉強ということを理解します。
英語=勉強
このようになってしまうことは避けなければなりません。そこから回復させるのには時間がかかりました。
日本語でしか回答しなくなった
簡単な英語を家でも使ってきた私ですが、何を聞いても日本語でしか答えてくれなくなりかました。
Good morning! Did you sleep well?
・・・・・おはよ(Good morning)
What day is it today?
火曜日
・・・・・(やってしまったか)
でもね、ちゃんと英語を理解しているんですよ。
わかってるんじゃん!
そう思ってからは、あんまり気にせずに英語で話しかけ続けました。
1分でも、2分でも毎日英語に触れさせることが大事、だと思っているからです。
私の感じる息子の語学力(2021年5月時点)
筆者の息子は4歳。普通の保育園に通う男の子です。英語力と言っても、試験を受けているわけでもないので、目に見える形での成果をお話しすることは難しいのですが、今できていることをお話しします。
完全に英語耳ができている
息子は完全に英語耳ができています。例えば・・・のエピソードについてお話ししますね。
ある日、息子とパパが会話していた時、夫が「これを捨てて」と英語で言ったのです。
それに対して息子が放った一言に私は爆笑することになったのでした。
パパのはSLOWだよ~(動作付きで表現)。TH・・・THROWだよ!
そう!
息子は「TH」の発音を完璧に聞き分けていて
パパの発音は「throw」じゃなくて「slow」だ、と指摘したのでした。
この出来事は私を驚かせ、また乳児から英語を聞かせてきて良かったと心底思った出来事となりました。
日本語は108個の音で構成され、英語は1808個の音で構成されているとされています。この音の違いについて少なからず聞き分けられているのだろうなと感じでいます。
センテンスを発する
最近は、少しずつセンテンスで会話できるようになってきました。
幼い子供は日本語にしても英語にしても単語で返してきますよね。
例えば「リンゴは何色?」と聞くと
「赤色」「Red」という風に返します。
でも最近はフルセンテンスになってきて
「It’s red」や「The apple is red」
のように返してくるようになりました。
他にも・・・
・Show me the iPad, please.
・I want milk.
・Yes, I’m ready.
・It’s sunny and windy day.
・Good night, I love you mommy.
簡単な英語ですけども、文章で返してくるところに成長を感じます。
意味を理解している
英語で言われていることは、4歳レベルの話において理解していることが多いと感じます。
オンライン英会話をやっていますが、先生が言っていることが分からないということはほぼありません。
単語力が凄い
親の私が言うのもなんですが、語彙力が高いです。
幼い子供は英語をペラペラしゃべるわけでもないし、なかなか目に見えた成果を感じることがないけども、間違いなく成果はあるから、今やっていることに自信をもって続けることが大事だと思います。
日本語と英語が混ざり合っている
今日散歩に行ったんだけど、ヌァーサリースクール(Nursery school)の前の道をゴースツゥレイト(Go straight)して、トゥーンゥライト(turn right)するんだよ。公園にはタァノォ(Tunnel)があったよ。
良いかどうかは分かりませんが、会話の端々に英語が混ざってきます。英語でしか知らない単語もあるようで仕方ないのですが、ルー〇柴ばりの?、ミスター〇嶋ばりの?口調で面白いです。
失敗しない英語育児まとめ
さて、ここまで失敗しない英語育児についてお話してきました。最後にもう一度まとめておきます。
- 英語を勉強にしない
- 英語を強制しない
- 間違っていても訂正しない
- 英語育児は時間がかかることを心得る
- 他人と比較しない
- ノルマを決めない
英語育児はとにかく「英語を嫌いにさせないこと」に尽きます。そのことをよく心得て、子供と一緒に英語を楽しみましょう。その先にはきっとバイリンガルな子供たちの姿が待っていますよ!私はそう信じています。
最後に私が参考にしている書籍をご紹介しておきますね!何かのお役に立てれば・・・
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